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エッセイ

■ギリギリでがんばる

燃え尽きる、ということがあります。

自分の持てる体力と精神力を注ぎ込んで、一つの事をがんばる。でも、時に息切れしたり、どうしてこんなに頑張らなければならないのか疑問になったり、単純に体力が尽きたり。「もうこれ以上頑張れない」。その時にすべての体力と気力がなくなって、やる気が失せてしまったり、体がだるくなったり。 燃え尽きという言葉は心理学で専門用語にもなっています。英語でも「burn out」、やっぱり燃え尽きるという表現は万国共通のようです。

例えば自分の趣味でやっていることだとか、好きなスポーツで一途に頑張るのは、つらいことはあっても燃え尽きることはあんまりないような気がします。部活動とかで、目標の大会で優勝して燃え尽きた、という表現がありますが、それはここで言う燃え尽きとはちがって、充実したいい燃え尽き方です。だけど、こと仕事になってくると、必死に仕事をした末に燃え尽ることは最近よくあるように思います。

でも、燃え尽きた人って、燃え尽きたのになぜか一生懸命残り火をかき集めて、まだまだ頑張らなければいけない、これまでギリギリでもやって来れたのだから、やめたいというのは楽したいだけなんじゃないかと、罪悪感を抱いてしまって、やっぱり頑張ろうとしてしまうんですよね(^^; 基本的にとっても真面 目ながんばり屋さんが多く、責任感もあって、周りの期待をきちんと感じて、それに応えるように成果 をあげることもできちゃったりするので、立場的に逃げられない場合もあります。

だけど、仕事だから、正社員だから、自分しかやる人がいないから、いろんなものにがんじがらめになってつらくても、やらなくてはいけない。ギリギリでもやり続けなければいけない状況に追い込まれることは、よくあることです。それは特に珍しいことではないし、一人前の大人ならその度に嫌だからって逃げるわけにもいきません(^^;

とはいえ、燃え尽きてしまっては、後々の人生が台なしです。息切れしたら、休んじゃっていいんですよ。燃え尽きちゃう人は、それがうまくできない。罪悪感や、責任感で、休むとか手を抜くとかできないんですよね。休んでいいんだよ、と言っても「いや、これは自分がやらないと」「もう少し頑張ったらできるから」「今やめられないから」「つらいからやめたいなんて、弱いと思うから」とつい言ってしまいます。

もちろん、ギリギリのラインまでがんばったからこそ見られる景色があることも確か。そこまでしないと、能力が上がらなかったり、精神力がつかないというのもまた真実ですから、ギリギリでがんばるということは必要なことでもあります。ものすごい能力を持っている人は、間違いなくどこかでギリギリのものすごい努力をしています。ギリギリで頑張ってる人は、そのこともちゃんと分かっているから、途中で投げ出すことができないっていうこともあると思います。

でも、頑張ってるつもりがただ無理してるだけだったら・・・。オリンピック選手だって一生ハイパワーを出し続けられないから、いつか引退します。ギリギリで頑張り続けるなんてことはどんなに強靱な人でも、もともと無理なんですから。「疲れた」といい加減になることも、時にはオッケーだと思います。何も、一生怠け続けるわけではないんですからね。っていうか、燃え尽きるまで頑張っちゃう人が、一生怠けていられるはずがありません。だから安心して怠けちゃっていいんです(笑)

と、ここまで言っても「いや、だけどやっぱり、ここで手を抜くわけにはいかない」「やっぱりやめてしまうのは自分が弱いから。ここは頑張らなきゃいけないよ」と反論してしまうのが、燃え尽きちゃう人の特徴です(笑) どうしても、どうしても、ほんとは休みたいのに頑張っちゃうんですよね。仕方ないです(^^;

でも、疲れた上にむなしさが漂って来たら、燃え尽きのサインです。お願いだからどこかで休んで下さいね。 周りが許さなかったとしても、自分で許せなかったとしても、それは決して悪いことではありませんから・・・・。


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本職のカウンセラーの方が書いていますので、私のエッセイなんて薄っぺらだなあ、っていうか、パクってない??なんて思われかねなくて、かなり危険なんですが(笑)
だけど、優しい語り口でとっても読みごたえがあって、悩める方にはほんとに助けになると思います。

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「やる気の起きない」心理学


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