■塔 -TOWER-
昨日、隣の県で花火大会があって遠出しました。それは県内県外、いろんな所から人が集まって来る有名な花火大会で、その日はすごい渋滞になります。
だから、7時開始の花火大会のために、3時に出発したんですよ(^^; なのに、道路はすでに渋滞。しまった、昼寝してから出発したのがまずかったか・・・と思っても後の祭りでした。
花火大会付近からは、戦国武将である斎藤道三が立てたお城が山の上に立っているのが見えます。のろのろながらもやっとそのお城が見えて来た頃・・・・雨が降って来ました。
思えば、入道雲がもくもくと浮かんでいたなあ。激しい雨になりそうやな。なんて思っていたら、案の定、ワイパーをフルに動かしても追い付かないほどの土砂降りになってしまいました。視界はゼロ。カーナビのテレビニュースは、花火大会の中止を報せました・・・がんばってここまで来たのにそれはないよ〜(;_;)
でも、すぐに帰らないとまた帰りの渋滞に巻き込まれるので、すぐに引き返すことにしました。そうしているうちに日が暮れ始めて・・・花火大会は中止になったけど、すごいショーが見られました。
それは「青いイナズマショー」です。理科の教科書でしか見たことのないような、絵に書いたような稲妻がビカビカ、暗くなった空に幾筋も光り、怖いんだけど、すごいキレイな光です。
稲妻を見ながら、昔の人が「竜神様がお怒りじゃあ〜〜」なんて天を拝んだりする気持ちがわかるような気がしました。車の中にいるから安心していられるのであって、確かな建物もないまま外にいるとしたら・・・怖くてたまらないでしょうね。何か悪いことをしたから天罰が下っているんだって嫌でも気付かされてしまう。稲妻はそんなショッキングな光を帯びています。
「塔」というカードは、稲妻が光るのを見てしまった時に起こる様々な気持ちを表しているような気がしました。
基本的な解釈は「突然のトラブル、災厄、別れ」といったところで、本によっては、このカードが出たらもうおしまいくらいのショックを受けるよくないカードの代名詞扱いをされています(^^;
確かに稲妻が落ちて来たら・・・すごい災難ですが。
でも、たとえば一目惚れしちゃった時なんかも「体に雷が落ちて来たかのような衝撃」と表現するし、良いアイデアがひらめいた時も稲妻の光で表現したりします。
稲妻の光って、今までの自分が気付かなかったことが一瞬でわかったりとか、そんなイメージもあります。
自分の力の及ばない所から来る「気付き」の力、それが「塔」のパワーかなと思っています。(「気付き」っていう言葉は宗教ぽくて好きじゃないんですけどね。)
いいことも悪いことも、見えなかったことに気付かされる、それはつらい現実かもしれないし、意外な発見かもしれない。
実際の占いでは「塔」が出ると、私はまず大雑把に「ガーンΣ(-□-;」っていう意味でとらえています(笑) その「ガーン!」っていうのが、依頼者さんにとって、よい「ガーン!」なのか、望まない「ガーン!」なのか、その後細かに考えて行きます。
正逆では、正位置だと良くない「ガーン!」、逆だとそれほど悪くない「ガーン!」予想通
りの「ガーン!」って感じでしょうか。
このカードが出た時は、何かに気付いて行動を変えて行く時に来ている、とも取れます。「塔」は何かを知らせようとしてくれているのです。知りたくないニュースのことが多いですが、あえて知らせてくれているのです。そう思えば、たとえ招かれざる客だったとしても、意外に親切なカードなのかも・・・。
ちなみに、昨日の帰り道、別の大きな花火大会があって、こちらは開催されていました。稲妻の光る空に打ち上げられる花火。なんとも奇妙な取り合わせ。花火が終わっても観客は帰る気配がありません。何でかな〜と思ったら、みんな稲妻を見ていたのでした。
カードのお話TOPへ | 大アルカナの意味早見表へ
|
※ ここに描かれている塔は、一説には「バベルの塔」を表し、慢心してしまった人間を雷が打っている、という情景を表しているそうです。だけど
塔の中にいた人間にとっては、意味もわからず塔が打たれてとんだ災厄だと感じたことでしょう。
でも塔を打った雷は、自分の進む方向が違っていることを知らせてくれたり、
すべてぶちこわして、やり直すきっかけを与えてくれる場合もあるのです。 |
↑これは昨日撮ったわけではないですけど、こんな感じの、ほんとにキレイな稲妻でした。それが一筋ずつじゃなくて、360°あちこちでビカビカ光ってたんですよ〜
なかなか見れないものを見ました。 |
|